Upsala-Ekeby 2

北欧最古の大学が置かれた美しい古都ウプサラ。映画『サーミの血』では、主人公のエレ・マリャが、憧れとともに自身が生きるべき場所として思い定めた町。「ウプサラ」と彼女が声にするだけで、その可憐な響きとともにこの町は特別のオーラをまとっているようにも思えるのだった。 製陶所Upsala-Ekeby ABは、ウプサラの西部Ekeby(エーケビー)の地に1886年1月29日に創業された。当時スウェーデン国内では、極北の地層に永く蓄えられてきた粘土質堆積物を原資に、レンガ・タイルを製造する製陶所が数多く設立されていた。Upsala-Ekeby ABの場合は、粘土を多く埋蔵するこの地を農場として所有していたウプサラの名家の出資によって事業化されたのが始まりであったようなのだ。 『サーミの血』公式サイトより(https://www.uplink.co.jp/sami/#vod)