Upsala-Ekeby 1
昨年の6月、スウェーデンの友人に誘われてダーラナ地方へでかけた時のこと。ストックホルムから北へ60kmほど車で走った道沿いに、“loppis(蚤の市)”という手書きの看板をかかげた古道具店があった。ここは、周辺から持ち込まれた品々を並べる委託販売店。さしずめ、北欧ヴィンテージを扱う小さな“道の駅”という感じ。
極北の、刺すような初夏の陽射しにも疲れていて、休憩も兼ね立ち寄ることにした。
店内には、様々なアンティーク家具や小物類とともに、古都ウプサラが近いせいもああってか、“ウプサラ-エーケビー(Upsla-Ekeby)”の、ちょっと愛嬌のある、独特のフェイスの陶磁器がいくつも並べられていた。
スウェーデンの陶磁器といえば、ロールストランドかグスタフスベリ。それに引き換え、ウプサラ-エーケビーは、注目されることが少ない気がする(おそらく日本では)。
この製陶所は、1880年頃創業して、100年後の1980年企業買収の末に廃業となったのだが、当時のままの作品群を目の前にして見ると、ある意味、スウェーデン手工芸の伝統を最も体現した製陶所ではなかったのかと思えてくる。
極北の、刺すような初夏の陽射しにも疲れていて、休憩も兼ね立ち寄ることにした。
店内には、様々なアンティーク家具や小物類とともに、古都ウプサラが近いせいもああってか、“ウプサラ-エーケビー(Upsla-Ekeby)”の、ちょっと愛嬌のある、独特のフェイスの陶磁器がいくつも並べられていた。
スウェーデンの陶磁器といえば、ロールストランドかグスタフスベリ。それに引き換え、ウプサラ-エーケビーは、注目されることが少ない気がする(おそらく日本では)。
この製陶所は、1880年頃創業して、100年後の1980年企業買収の末に廃業となったのだが、当時のままの作品群を目の前にして見ると、ある意味、スウェーデン手工芸の伝統を最も体現した製陶所ではなかったのかと思えてくる。
記念に購入したIngrid Atterbergのスクエアプレート |